朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

狼と香辛料 8 対立の町<上>

狼と香辛料8

自分を殺そうとした相手を向こうにしても、利害が一致すれば過去の遺恨は水に流すって言うのは若干違和感を感じる。常日頃から如何にして相手を出し抜いて自分の利益を膨らませるかを考えるのが商人なんだから、エーブと再会したロレンスは殺人未遂をダシにエーブを丸め込もうと画策する方が自然じゃないだろうか。
とは言っても、当時の現場に居合わせたのは2人だけなので、商人の得意技たる嘘百八を考慮すればやっぱり物語通りの流れの方が合ってるのかな。自分が商人だったら絶対ロレンスのようには振舞えない自信があるけど。

それはそれとして、ここにきてロレンスに親近感を抱いた一般労働者も割といそうな感じ。僕は自分を一人前だとはまだ思えないけど、上司のようなロジカルな思考を十数年後にできるかと聞かれれば、そこはNoと言わざるを得ない。そんな己の世界の小ささを改めて感じさせられてしまい、読了後しばらくは億劫な気分が抜けなかったのでした。

スポンサーサイト
電撃文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。