朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

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ブック×マーク!

ブックマーク

本の中に存在する現実世界とは異なる空間「異界」と、それらの管理を行っている少女たち、更にはかつての僕よりも重度の活字アレルギーっぽそうな主人公による文学ファンタジーなお話。

まず始めにここを突っ込まずしてこの作品は語れないと思う点が1つ。「異界」を内包する本を管理する図書館と現実世界とで精神的な時間進行の割合が7:1(ただし肉体的には同一時間らしい)という設定らしいこの舞台なんだけど、図書館内部にあるパソコンを介すると外部の時間進行を内部のそれと等価に扱うことが出来るとかどういうことですか。捻じ曲がってんのは時空じゃなくて作者の世界観だと言わざるを得ない。更には、下記のような台詞が作中にあるんだけど正直意味不明すぎる。

「たとえば、現世時間午前十一時に、どこかで異界本による事件が起こったとする。私たちはみんな、その時間には学校にいるから、その事件に対処できないわね。でも、午後になって、勤務を開始すれば、館内時間はその日の午前十時。そこから現世に戻れば、現世時間前十時過ぎに戻ることが出切るのよ」

( ^ω^)……。
午後5時から館内時間にして7時間働くと現実時刻では6時になっていると前もって触れてたじゃないですか。いつから特定の時刻が館内時差の始点になるような設定になったんだろうか。誰か空想非科学大全並の理詰め論文の提唱をお願いします。

他にも、特に理由もなく主人公属性が発火したり、タイトルにまるで作中との関連性がなかったり等等、気になる点はあるんだけどなぁ。あまりにもタイムパラドックスに関する部分が納得いかないのでどうでも良く感じられちゃう。
それからもう一つ、キャッチコピーの「文型少女はお嫌いですか―?」。これも物語とほぼ無縁と言って良いほどで、そもそも文系と称すること自体の意味がまるでない。
たまなまは普通すぎて突っ込めなかったけど、本作はあまり良くない意味で対極に位置する形だった。

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たま◇なま ~こわいものはありますか?~

たまなま5

もはや欠片やら白い人やらはどうでもよく、ただひたすらに学園のノリと由宇の成長に焦点を絞っている感のある本巻。体育祭だの何だのに関しては、正直言って「つまらない」の一言で片付けられるくらいの出来なんだけど、そんな中でも由宇が徐々に人間らしくなっていく過程を眺めるのは人によっては悪くなさそうな気がしないでもないな。ともあれ、もうちょっと「たまなま」特有になり得るようなストーリーを展開してくれないと厳しすぐる。

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たま◇なま ~ほしいものは何ですか?~

たまなま4

正直言って特筆すべき点が見つからないので非常に苦しい。宇宙から飛来した鉱物、その欠片である由宇や白い人が主題であるのは間違いないのに、いつものごとく学園行事実行部員の面子を中心に普通のドタバタ劇が行われているだけだもんなぁ。それでも今回は由宇の成長物語的な部分が多少強く描かれていた分だけマシなのかな。まぁ、いくらキャラ萌えでカバーしたところで、この先も起伏に欠ける話が続くと思うとゲンナリ気分が抜けないんだけど。

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たま◇なま ~生きている、理由~

たまなま3

ここまで通常運行すぎるラノベも珍しいな。宇宙人が登場してるのに話のメインを張っているのは青春を謳歌しまくる学園行事実行部員の面々という普通っぷり。もはやキャラ萌え以外に見るべき点が見当たらないんですが。由宇の成長物語として読めばまだなんとかなるんだけど、それも限界が近そうだなぁ……。

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たま◇なま ~あなたは、死にますか?~

たまなま2

    ∩_∩   
   / \ /\ 
  |  (゚)=(゚) |  
  |  ●_●  |  
 / /    ヽ ヽ
 | 〃 ------ ヾ |
 \__二__ノ 
             
  人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
 < すごい脱力感を感じる。今までにない何かとても残念な程の脱力感を。  >
 < 支離滅裂・・・なんだろう勢いだけで進行してる確実に、着実に、カオスに。 >
 < 下手に哲学ぶるのはやめよう、とにかく萌え先行のラノベじゃん。      >
 < 幸い♀キャラは数人いる。決して一人じゃない。                 >
 < 伏線だと信じよう。そしてオチを予想しよう。                    >
 < 収拾がつかなくなっただけの可能性もあるけど、絶対に流されるなよ。  >
  YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

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たま◇なま ~生物は、何故死なない?~

たまなま1

不幸な主人公の家に突如として宇宙人が居候を始めたかと思えば、家族の仇的DQNをやっつけたり急に学園生活にやる気を出してみたり、なんか一貫性がまるでないと言わざるを得ない。

どうやら透の家族は卑口なる基地外によって車で轢き殺され、生き残った妹も口封じのために連れ去られた上で殺されたらしいんだけど、その説明もまともに書かれないまま物語が進むのは大賞作品としてどうなんだろーか。まだ高校生であるにもかかわらず一瞬にして家族を失った透の気持ちにも痛み入るし、自分がこの境遇になったら同じような無気力人間になるとも思う。それでも納得がいかないのは透の立ち直り方というか立ち直るためのきっかけとなった灯璃というか。主人公は1人になって1年以上経ってもまだ立ち直れてないのに、灯璃が家族を失ったのはほんの3ヶ月前。それでも「仕方ない」と割り切って元気に生きられる人ももちろんいるだろうけど、その灯璃の生き様を見て立ち直った透って何なの? あれだけくよくよしてたのに、「何となく」な人間にに感化されて立ち直っちゃう話は美談でも何でもないでしょうに。立ち直った後は卑口を忘れて楽しい学園ラノベになったりと随分と忙しい展開で、もう突っ込むのも億劫になるわな。
由宇さん、お願いですから一刻も早く人間らしい思考を身につけて物語を正しい方向へと導いてください……。

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人類は衰退しました 4

人類は衰退しました4

いつものごとくのほほんとした人達によるのほほんとした世界観が紡ぎ出すロミオワールド全開なお話。
なんと、1巻以来のなかた一族(あるいは本人?)登場に歓喜した人も多いのでは? ボクはちくわ氏一筋ですが。

前半のチキンストーリーと後半の独裁国家栄枯盛衰とに分かれた二部構成だけど、このページ数によくこれだけの内容を詰め込めるもんだなぁ。300ページ超えの続編なのに収拾がつかない物語も多々あるというのに、ロミオストーリーのきれいさはラノベ界では随一だわ。
前半の話も広範の話も、考えようによってはとんでもない一大事になりかねない出来事だというのに、この世界の旧人類の方たちの春っぷりときたら、さすが衰退の一途を辿るだけあって大人しいというかなんというか(おじいさんを除く)。
それにしても妖精さんたちの生き方は羨ましすぎる。面白いことがあれば集まり、飽きればどこかに霧散する。更にお菓子があれば幸せ。自宅警備員ではないけれどもその自由な生き様は一生のうちに一度でも良いから真似てみたいもんだ。流石に今真似たら1週間かそこらで上司から「おめーの席ねーからー!!」とか通達されるのがオチだけど。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2

俺の妹がこんなに可愛いわけがない2

モデルでオタクなスーパー女子中学生・桐乃とその兄で一般的な高校生・京介が聖戦に繰り出した結果、桐乃の友達にオタバレしちゃうという、社会に潜む我々オタクにとっては死活問題ともいえるハプニングを綴ったストーリー。ホントにこんな出来事が自分の身に降りかかったら退職せざるを得ないぜ。

こんな妹がいたら良いなぁと思う人が大半なんだろうけど、ボクはお断りします。せいぜい非干渉が関の山ってところでしょう。いくらオタ文化に理解のある妹といっても所詮はスイーツ(笑)。しかもただのスイーツ(笑)レベルを明らかに超えてるっしょこれ。人の話を聞かないのに我は通すとか、僕の最も嫌いな人種の一つである以上、桐乃と相容れるのはムリだわ。その点、真奈美のミドルなアベレージっぷりはホント見てて安心できるというか、まさにこれぞ萌えキャラだよ。平穏を好むからこそ地味な真奈美を認める京介をボクは全力で支持します。人生平均点で過ごせればそれで御の字というもの。オタクだから既に低空飛行とか言うのは無しの方向でお願いします。

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さよならピアノソナタ 4

さよならピアノソナタ4

1巻からの総合展開があまりにも山なりすぎてもの凄く残念なラストになってしまったのがもったいないなぁ。オチが読めてるのにひねりもなく、原作破壊アニメの最終話のような超スキップ展開とあってなんかもの凄いガッカリ感が強い。つーか直巳が真冬にMD渡した意味あるのかこれ? 3人になったフェケテリコがアンプやらエフェクターやらでごまかしても結局真冬の代わりになんかなるはずもないから、いつでも安心して戻って来いとかそんなメッセージだとは思うけど、話の流れとはまるで関係のないワンシーンになっちゃってるから物語における重要性が全然低くなっちゃってる。
それだけなら「最後はつまらなかった」だけで済ませるけど、直巳のヘタレっぷりはもはや犯罪レベル。某誠に次いでイライラ度が高い♂キャラじゃないかと思う。自分から何もしないだけのくせに自称流されてる君を好きになってしまった千晶に響子先輩、南無です。

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二人で始める世界征服

二人で始める世界征服

このラノベもいつものMFで安心した! 本作がデビューという新人であってもヒロイン級を最低2人以上登場させて必ずラブコメに持っていくのがMFであるという認識は絶対に間違ってないといつも思う。
強いて言えばルイズとかリザードンとか露骨にパクってる部分が気になるんだけどメディアファクトリーだからいいのか?

全体としては割とまとまりのある感じですんなり読めたのは好印象。僕も改造されて千紗と一緒に世界制服に乗り出してみたいぜフゥーハハー。ただし、頑張れば頑張るほどに悪から遠のくどころか良い人扱いされてしまうのが目に見えてるけどw
そんな悪の秘密結社の親玉を今でこそ務めている千紗だけど、両親や祖父がなんでこの組織を結成するに至ったのかまでの描写がなかったのは残念だな。「悪の秘密結社だから」とか「MFだから」とか「ラノベだから」とか言い訳は色々出来ても、この辺をしっかりしてくれるともう少し良い作品が書けそうな感じ。序盤で主人公・竜太の父親が……と思わせ振りな描写で引っ張っておいて実はオチはそっちじゃないよーという、読者の期待を裏切っているかどうかは別としてもきちんと複線回収してるし(というかそれが当たり前であって欲しい)。
レッドキャップ隊の面子も天空の城ラピュタに登場するドーラ率いる空賊っぽくて、今後色々なところに使えるオールマイティパーソンズになるのは間違いないな。あとがきで作者も言ってる通り、これはかなりの萌えキャラ。中身が犯罪者であってもなんか憎めない愛嬌を感じた。

MF文庫J | コメント:0 | トラックバック:0 |

魔王城一限目

魔王城一限目

吉永さん家のガーゴイルでお馴染みの田口仙年堂氏執筆の新作。とは言っても僕はアニメしか観てませんが。

そんでもって話の内容。
かつて「魔王の子供」と呼ばれる魔人によって姉を失った主人公・エイジは、軍の上官に楯突いたことにより片田舎へと左遷されてしまった。新しい土地で部下のバズと共に教鞭を振るう事になるのだが、教え子達はなんと魔人なのであった。世間から隔離され、そして疎まれている彼らと生活を共にするにつれ、次第に心の溝を埋めていくのだが、エイゴは自身の犯した大きな過ちを知らされることになる。なんとなくナルト第1話風味だな。

特にこの1年間、無駄に冊数を稼いできたけど間違いなく上位に食い込む出来。正直言って、この話はとても良い。人の優しさや恐ろしさなどがこの1冊に詰め込まれてる感じで、読破した今も「もう一度読み返したい」と思える、そんな物語でした。
序盤でエイゴの発した言葉が、後々にエイゴ自身を大きく苦しめる伏線になっていたり、普段は糞真面目なバズだからこそ、世間の風評そのままに魔人のことを受け止めてしまったことによる畏怖の念、はたまた罵詈雑言に耐えることを強いられてきた魔人の子供たちであったり。
それぞれのキャラクターの立ち位置がしっかりとしていて、それらが互いに歩み寄っていくハートフルなストーリーはまさに僕の大好物。某人生なゲームみたいに人と人の繋がりから生まれる感動系は常に僕の心を揺さぶってきます。
魔人達の理解を得て魔王への階段を登り始めたエイゴと、彼を慕う魔人6名そのた部下による魔王城の明るく楽しい授業の続きが早く見たいところです。

それはそうと、魔人投擲器で空をぶっ飛ぶ魔人は想像したら感動も何もあったもんじゃないとてもシュールな光景だけどそれはここだけの秘密。

ファミ通文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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