朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

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丸鍋ねこ 3 白崎チカ王政復古(殴)

丸鍋ねこ3

無駄にハイテンションを保ちながらアホ街道を爆進する春田リクによるエンターテイメントラノベ第三巻。正直丸鍋ねこを笑わせるという1巻当初の計画がすっかり忘れ去られてるようなきがしないでもない。
そろそろ各キャラクターのポジションというか次の行動が明確化されてきたので、傍目にはトンデモ展開であろうとも、それはそれで良いような気にさせる雰囲気を持ってるのがこのラノベの良いところ。リクが毎回のようにバカ騒ぎするのも「だってリクだから」と言われれば素直に納得してしまう。それに今回のサブタイを張っている白崎チカ、この猫被りまくりな腹黒ょぅι゛ょがなぜリクにだけは素を見せるのか。そこのところの理由付けがきちんとされていたのが非常にグッド。ちいたん今まで媚び諂いの糞ガキなんて思っててごめんなさい。
次巻以降は未だに登場してる理由が微妙なラインを行き来しているカミラとウエンツハインツの話かな? そろそろまともな絡みを入れないと存在理由がなくなって戦力外通告されてもおかしくないけど、生い立ち上それはないか。まぁ次はもっともらしいストーリーに乗ってきてくれるでしょう。

P.S. 誤字で失笑させるのもリクの陰謀っすかね?
 ○懸命
 ×件名

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とらドラ スピンオフ 2! 虎、肥ゆる秋

トラどらスピンオフ2

なぜアホの春田に突然彼女ができてしまったのか、その真相に迫ったサイドストーリーをメインに据えてあとはどうでもいいオマケ話で固められた1冊。
10冊以上ゆゆぽの作品を読んできてようやく気づいたんだけど、「~のだ」っていう言い回しが圧倒的頻度で使いまわされてるな。それに否定の断定形も多いんでどうしても気分がネガティブな方向に行きがちなのもゲンナリするし。面白いか面白くないかで言えば、自分としては面白くなかった。

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空ろの箱と零のマリア

空ろの箱と零のマリア

某黒須チャンネルと小さな破壊者たちのストーリーを足して2で割ったような作品だな。数万回と繰り返す3月2~3日の中で記憶を蓄積し、この現象を引き起こしている犯人を探し出そうとする彩矢と、その彩矢に犯人扱いされたことから現象に気付く一輝のお話。
大いにパクり臭い雰囲気を醸し出してる割には良い感じ。心音の一輝に対する思わせ振りな態度、心音に対しドギツい発言を連発しまくる醍哉、そして物語中盤で書かれている犯人の一輝への思い。ここまでの情報が出揃った時点では安直に心音が犯人で、大哉は現象に気付きつつ犯人を心音と断定した上でどうしようもないと思ってるから負け惜しみっぽく毒づいてんのかなーとか。結局その予想は良い意味で裏切られたわけで、ここからどう答えあわせが進んでいくのかとそれなりに期待してたんだけど、なんかここから話の出来が一気に急降下。彩矢はこの世界では都合合わせのために用意されたらしいこととか、この現象の原因となっている箱を配っている観察者(?)みたいな人物の正体とか、その辺のことを丸投げ状態で終了なのでやたらと尻すぼみ。あと50ページくらい頑張って回答の部分をきっちり書いて欲しかった。そこまで出来てればかなりの良作だったろうになぁ。

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ダンタリアンの書架 2

ダンタリアンの書架2

幻書を巡るヒューイとダリアンの旅行記第2巻。1話読み切り形式なので読みやすい反面、物語ごとの尺が短いので若干盛り上がりに欠ける印象。ただし、コロコロ変化するダリアンの喜怒哀楽で十分にカバーできてるのでプラマイかな。
基本的には無駄に毒舌なキャラクターは受け付けないはずなのに、なぜダリアンは一向にイライラしないのか。それはやっぱりダリアンの感情表現に尽きると思う。非常に大人びた理屈的思考を見せると同時に、精神的な面は非常に子供っぽいというか幼稚そのものなダリアン。決して完璧な存在ではないからこそとっつきやすいんじゃないだろうか。確かに無駄に毒気のあるシーンで多少イラっとすることもなくはないんだけど、必死に背伸びしてるダリアンは何だかんだ言って微笑ましい。

スニーカー文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ばけらの!2

ばけらの2

             /)
           ///)
          /,.=゙''"/         
   /     i f ,.r='"-‐'つ____  ラノベ作家は麻雀と 
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\  パチンコやってりゃぁいいんだよ!!
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

というともの凄い偏見のような感じにも取れるけど、要するにこの作品は何の変哲もないぐうたらな日常をダラダラと垂れ流してる方があってるんじゃないかという事。もともと作家の方々の修羅場な日々をベースにしてるお話なわけで、ヤマピカリャーとか北のジゴロのようなシリアスめの内容の方に傾いていくとこの物語の枠からは外れてるような気がする。作中のキャラクターがリア充リア充と歓喜すればするほど、それに比例して生活レベルも低下してラノベ作家の日常に近づいていく、そんな雰囲気よもう一度カムバック。

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ばけらの!

ばけらの

     ____
   /__.))ノヽ
   .|ミ.l _  ._ i.)
  (^'ミ/.´・ .〈・ リ  
  .しi   r、_) |   ばけらのはわしが育てた
    |  `ニニ' /    それ即ち、わしらのばけらの
   ノ `ー―i´

このアパートの住民、すごく……ダメダメです。実在する誰かがダメだなんてことは言わない。あくまでダメなのはこの物語の登場キャラクターたちです。特に大食らいで守銭奴で怠け者なイヅナさんが某スパイシーでウルフなラノベ、ないしはその作者との共通点が多すぎて僕でもわかってしまった。支倉氏本人がこんなに萌えキャラなのかどうかは別としても、このイヅナは随分と可愛いキャラだな。基本的にやることしゃべること大部分が幼稚なのに、当の本人は自分は大人だと妙に背伸びしてる感じが実に良い。これもまたボクのストライクゾーンの1つなので、読んでると非常にほのぼのとした気分になってくる。
正直神様のメモ帳を読んだときは自分に合わなかったせいか、つまらない作家だと思ってたけどなぁ。ピアノソナタといいばけらのといい、思ってるよりも随分と引き出しの数・広さがある作家なんだと再認識した。

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RIGHT×LIGHT 5 ~求めし愚者と天食らう魔狼~

RIGHTLIGHT5

このブログをスタートさせておよそ5ヶ月、節目の50冊目にライトライト5巻も締めの1冊となっていて実に丁度良かった。今まで丁寧に蒔いてきた設定を回収する重要な巻だけど、ラノベで5巻分の長編は正直長い……。

客船事故のときに由衣の手を離し殺してしまったと思い込んでいたはずが、実は啓介の右手に封印されていて暴走を抑える役割を果たしていたことまではわかった。更にはアリッサが自身の内に「天使王」を宿して生まれてきたために啓介の魔狼、というか罪の意識を断罪する話の流れとか、ついでにホリィ=ライトや「群れ」がどんな立ち位置にいるかもとりあえずわかった。
ただ、上にも書いたけどやっぱり長すぎるんで1回読んだだけじゃ内容がわかりづらい。終わクロへの挑戦権を失った気さえする。かといってつまらないわけじゃない。このラノベはじっくりと読み返すことが内容把握の大前提で、ラノベ初心者の僕には敷居が高かったのかなぁと思う。
そして、また新たに「友月家と魔術の関係」という大きなポイントを残し、次回へ引き継ぐこの展開。作者さんもホントに好きモンだな。そんな努力は嫌いではないし、寧ろどんどんやって欲しいね。ただし初心者にも理解の及ぶ範囲内でお願いします。ライトノベルなんだからさ。

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RIGHT×LIGHT 4 ~嘆きの魔女と始まりの鐘を鳴らす獣~

RIGHTLIGHT4

表紙の友月がどう見ても某星屑子さんです。これでヒールとルージュがあれば完璧。足元が写ってないんでわからないけど話の内容的に考えるとヒールは履いてるのかな?
友月家当主を巡るドロドロな騒動に巻き込まれた上に養父には政略結婚のカード扱いと、啓介に救われたとはいえまだまだ常人の人生と比べたら積みに近いところを飛行する友月スキー歓喜の友月メインなお話。
当然友月のお家騒動と魔術が平行して進行するんだけど、今回の絡ませ方はちょいと強引だなぁ。叔父夫妻が殺されたり、叔父が実は黒幕の変装だったりと、話の流れがスムーズになるという点ではもちろんアリだとは思う。ただ、逆に言えばご都合展開と言えなくもないわけで、なんか今回は話の練り方が今までに比べてイマイチだったな。

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RIGHT×LIGHT 3 ~カケラの天使と囁く虚像~

RIGHTLIGHT3

前巻で登場したカルト教団の代表っぽい人=オウルとその娘・透子の家族愛。客船事故から始まった透子とアリッサの友情。方舟を巡るアリッサとオウルの、更にはそのバックに控える集団の対立。この作者は各それぞの人物に複数の因果関係を持たせるのがホント好きだな。それでいて今までの話で登場した人物を絡めてくるんでじっくり読まないと大事な部分を忘れそう。
それぞれの関係を細かく考えていくのも楽しいだろうけど、本巻のポイントはアリッサと啓介の敵対シーン。まぁよくありがちな普通のシーンなんだけど、その場面へ至る背景はしっかり抑えてるんじゃないかと思う。方舟を優先するあまり、その世界の脅威となり得る可能性を秘めた透子を、殺したくないと言いつつもその手にかけなければならないと悩むジレンマ。アリッサに2度助けられたことによって半ばアリッサを神格化し、その暴挙を食い止めようとする啓介。実にキャラクター設定に忠実だなぁ。それでもラストはやっぱり根性論でなし崩し的に解決しちゃった感が強いのは残念なところ。

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RIGHT×LIGHT 2 ~ちいさな占い師と白い部屋で眠る彼女~

RIGHTLIGHT2

前巻の件でようやくお友達になれた友月さんと冬上さんの確執に加え、ジンの妹である陽名の野望であったり、よくわからないカルト教団やそのバックに見え隠れする集団の思惑がデロンデロンに交錯するお話。

ページ数がそこまで少ないと言うわけでもなければ、下半分が空白になってるページが多いわけでもないけど2巻連続での80分1冊読破。この作者の文章はなんだか非常に読みやすい。ファンタジーなのでいわゆる厨二病な固有名詞は大量に出てくるけど……というところで今とっさに気づいた点が一つ。魔術を使うために詠唱するシーンが結構多くあるんだけど、殆ど読み飛ばしてるんだよな。小説として重要なのは魔法を唱えたという描写そのものであって、詠唱のために使われた語句ではないんじゃないかと思うわけで。アニメなんかでもキャラクターの変身シーンやら大技シーンやら、話数が浅いうちは最初から最後まで通しで見せるけど、話が進むにつれてカットされるのが当たり前みたいな感じで、その辺をうまい具合に端折った書き方にすると良いんじゃないかと。そう考えると全体のページ数からに20~30ページくらいは割り引いて考えるのが妥当だろう。たまなまのスカスカっぷりに比べたら……ねぇ。

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RIGHT×LIGHT ~空っぽの手品師と半透明な飛行少女~

RIGHTLIGHT1

3年前の客船事故により家族を亡くした少年と、その時に少年を助けてしまった事に端を発するマジカルな異世界系ファンタジー。ただし舞台は普通に日本。

これは素直に面白い。2月後半に呼んでた作品たちと比べるのもどうかとも思うけど、明らかに粗が少ないというか、全体的に見ても冗長な表現がなくて読みやすい印象。
主人公の親友キャラ2人はとりあえず置いといて、本巻に登場するメインキャラクターは計5人。どのキャラクターも性格がハッキリしていて、物語上の役割をしっかりとこなしてるような感じで非常に良いね。主人公の啓介と友月さんと冬上さんは重い過去を背負ってるし(と言っても冬上さんはもの凄く嫌な奴なので同情はしない)、メインヒロインのアリッサと本巻の悪役担当のジンにも何やら語られてないバックストーリー的なものを感じるし。かといって各キャラクターの言動の遷移について説明不足だというようなこともないので、特にストレスもなくすんなりと完走できました。
注文があるとすれば、主人公があまりにもダウナー系なので承から転、転から結に流れる際の言動とその理由付けをもう少しくっきりさせると良いんじゃないかというくらいかな。あんまり狙いすぎると逆に突拍子もないトンデモ展開になっちゃうけど、今回くらいの出来なら次巻以降にも期待して良さそう。

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