朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

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バカとテストと召喚獣 6

バカとテストと召喚獣6

相変わらずバカテストは面白い。それ以外の部分はもう勢いだけというか定型というか惰性というか……。明久クンの鈍感っぷりにイライラを禁じ得ないところなんですが。ここまでくると作者は物語を完結させる気があるのかと疑いたくなってくる。というかエンディングも考えてあるかどうか。SAOにも登場したフレーズを軽く引用するけど「他人が楽しそうにしてるのを蚊帳の外から見てることほどつまらないものはない」という感じ。もしも自分がこのFクラスのエキストラキャラだったとしても、一緒にバカ騒ぎできるだけできっと毎日が楽しくなるのは間違いない。ところが、読者視点からすると、あまりの進展の無さとサザエさん時空に突入しかけていることからくるワンパターンな流れにゲンナリすることの方が多いんだよなぁ。1巻を読み終えたときはあんなにワクワクしていたのに、自分が飽きっぽくなってきているのか、それとも引き伸ばしによって純粋につまらなくなってきているのか、とにかく残念。それでも、アニメ化の時期を1年間間違えてるのは世間の共通認識だと思う。

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ファミ通文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |

剣の女王と烙印の仔 1

剣の女王と烙印の仔1

どのレーベルでもそれなりの作品を量産する杉井さんの、これまた中世ヨーロッパ風ファンタジー。はっきり言ってすげーMFっぽくない。いつものMFだったらクリスとミネルヴァも簡単にくっついてラブな展開にもっていくのが規定路線のはず。あるいは、フランチェスカやシルヴィアも侍らせたハーレム進行とか。確かにそんな描写は何度も出てくることは出てくるものの、クリスもミネルヴァも鈍感じゃない癖して割と硬派っぽく振舞ってるんで、読者側は焦れったく感じるし、その他キャラクターの冷やかしも「もっとやれ」ってな風に思える。FFTみたいなお偉いさん方の権力争いという、これもまたMFっぽくない重めな世界観も手伝って王道っぽくまとまってるのでMFとしては結構お勧めできる作品。
それから、杉井さんは1巻完結型の話を書くことを身上としてるはずなんだけど、タイトルに数字が入ってるのは1巻の原稿が上がる前から長編になることが決まってたってことですかね? そこんとこだけは妙にMFっぽい。

MF文庫J | コメント:0 | トラックバック:0 |

本日の騎士ミロク 1

本日の騎士ミロク

良い意味でものすごくラノベっぽい。ラノベ初心者に薦めるとしたらズバリこれって言ってもいいくらいにライトノベルな雰囲気を醸し出した1冊。おバカな主人公、ガサツなお姫様、その他一芸に秀でた赤目隊の面々と、キャラクターのバリエーションはかなり豊か。そんな面子が前半にはのほほんとジュジュのお手伝いやらパシリやら。そして中盤から終盤にかけて赤目隊の存在理由、更にはその名に恥じない活躍劇と、誰がどう見ても王道ど真ん中な内容になってるので非常に面白い。つーかこれ西洋風水戸黄門なんじゃねーのか?
それに、仙年堂氏のラノベに登場するキャラクターはその時その時の感情が非常にわかりやすい。日々を感覚の趣くままに生きている僕にとっては、時に共感し、時に苛立ちを覚え、なんていう感情移入が簡単だったりする。もしも一番好きなラノベ作家は誰かと聞かれたら、田口仙年堂と答えるんだろうなぁ。でも、あのあとがきだけは毎度のこと非常に嫌いだったりする罠。
富士見ファンタジア文庫 | コメント:1 | トラックバック:0 |

RIGHT×LIGHT 6 揺れる未来と空渡る風歌

RIGHTLIGHT6

どうやらこの世界では友人の生き死にや太平洋横断が日常として溢れかえっているらしい。というのは勿論冗談で、これまでの内容に比べると十分に日常を描いている1冊。寧ろ後日談的なサイドストーリーと言った方が正確かな。透子の病気・ジンの話・教会云々と、気になっていた痒いところを本巻で一気に清算。そして3年前の事件と向き合うための里帰りへと繋がっていくわけだけど、アリッサだけでなく友月さんも連れ添い希望とかものすごく地雷臭漂う締めになっていて、ただのクソ鈍感主人公を取り巻くラブコメに成り下がってしまわないかとものすごく不安を感じるんですが。こんな終わり方じゃあ、山崎と宮島がせっかくナイス親友っぷりを発揮したのに霞んじゃって非常にもったいないなぁ。話の軸はファンタジーからブレる心配はなさそうでも、啓介の取り合いなんて展開はマジ勘弁。

ガガガ文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3

俺の妹3

邪気眼もスイーツ(笑)もタチが悪すぎるぜ。どちらかと言えばスイーツ(笑)の方が人の話を脳に伝達させていないという点で余計に酷い。今回はスイーツ(笑)たる桐乃がケータイ小説を、絶賛邪気眼発動中の黒猫が同人誌を片手に決闘……ではなくてそれぞれの志向を爆発させるお話。どっちもどっちでとにかく痛い。なんか過去に自分がしてた妄想を掘り返されてる気がしてとにかく背中がむず痒くなってきて、いたたまれない気持ちになってくる。こんな連中と普通につるめる京介って平凡より上の次元の人格を持っていると言っても過言じゃないな。もしくはオタクサイドに引きずり込まれてるか。この物語の流れからして後者の意味合いの方が間違いなく強いだろう。平凡を強調するオタク、もう誰の目から見ても落ちてます、本当にありがとうございました。

ふと思ったけど、京介とAURAの主人公が同じクラスになったら100%親友になってるんだろうな。

電撃文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |

いつか天魔の黒ウサギ 3

いつか天魔の黒ウサギ3

大兎より月光の方が明らかに目立ってるっつーか萌えキャラなんですが。誰も寄せ付けないくらい唯我独尊っぷりを爆発させてようとやることやってるしなぁ。「仲間は裏切らない」なんて台詞、前巻までの月光の印象だと心には思ってても絶対に口には出さないんだろーなーってのが正直なところだし。挙句に美雷との仲を大兎に冷やかされて一端の攻防っぽく反応してみちゃったり、案外に人間らしいところがあるじゃんと。大兎も憎まれ口叩きつつもその辺はなんとなく理解してるような素振りしてるし。
そんなBLくさい部分にばっかり目が行って、3巻以降のキーパーソンであるはずの遥さんは殆ど出番が無かったのは一体どういうことでしょうか。正直好きでも嫌いでもないからどうでもいいっちゃーどうでもいいんだけど、この扱いはちょっと泣ける。

富士見ファンタジア文庫 | コメント:0 | トラックバック:0 |

アスラクライン 12

アスラクライン12

前巻に引き続きちゃんと物語が進行してることに感動。1巻が出てからもう4年も経つのか。正直もっと簡潔に纏めて欲しい……。
前半こそいつものようなオタク狙いの寒い萌えシーンがあり多少うんざりもしただけど、中盤以降は各世界を股にかけたパズルのような内容で、今までの内容を把握してる人なら相当に楽しめる展開なんじゃないだろうか。某友人から「三雲はアスラクラインの前作からオタクに媚びるようになった」と聞いたことがあるし、今回みたいに割と頭を使うような話を書いてる方が三雲氏の性に合ってるんじゃないかなーとも思う。というかファンタジーものなんだから日常生活なんて言わずに超常現象ストーリーを続けて欲しいなぁ。

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ソードアート・オンライン 1

ソードアート・オンライン

この作品も仮想世界のゲームを舞台にしており、なんかアクセル・ワールドのパクリくさいなーなんて思いながら読んでみれば、実は同じ作者でしかもこっちの方が過去作品だったという。有名サイトで話題になっていたほどの作品だから、もちろん面白いことは面白いんだけど、アクセル・ワールドに比べて気になっちゃう点がいくつかあるなぁ。
まずは物事の説明がやたらと目に付くこと。他のラノベだって状況を説明するような書き方はよく見られるのに、何でだかSAOでは説明文を読んでるような感じがした。決定的だったのは味覚システムの部分。某友人H曰く「小説には『意味がない』という意味をもたせることがある」とのことだけど、それって物語のキャラクターに対して用いることであって、読者に対してっていうのは違うような気がする。かといってページ稼ぎのために残したなんて事はもちろんないだろうし。
次に数字の単位、こっちは個人的にどうしても気になっちゃった部分。理系脳なんだからしょうがない。ROなんかのネトゲをプレイしてる人なら誰でも知ってる「1000=1k、100万=1M」。ところがSAOで出てきた数字は4000k。数字の大きさを表現したかったのかと好意的解釈もできるし、単に調査不足だったのか、それとも計算ができなかったのか。オッズは2:3:5ってところか。
ところでこのSAO、物語としてきれいに完結してるのに続編が出るのか。これだけの不祥事を起こした大手電子機器メーカーは損害賠償で潰れて次回作どころじゃないし、現実世界で結城明日奈を探すのはSAOじゃないよなぁ。ホムペの方で見たことなんて勿論無いので、どういった楽しませ方をしてくれるのか期待。

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アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還―

アクセル・ワールド

第15回電撃大賞作品。ゲーム以外の物事において劣等感丸出しのピッツァ主人公がバイクでスピードの向こう側を目指す≪加速世界≫で学校一の美少女とともにゲームのエンディングを目指すお話。
ミスマッチな組み合わせによるラブだったり気の置けない幼馴染同士による友情だったりと、ラノベに必要な要素をしっかり抑えつつ、それらを近未来的なコンピューターシステムの盤上で進行させることで更にワクワク感を引き立たせる、割と王道的なスタイル。主人公のハルユキは根暗でネガティブなことこの上ないキャラなんだけど、あとがきにもあるように「現実逃避に一生懸命」というベクトルがあるせいか、その一生懸命さを違う方向へ向けた姿を見たいという気を起こさせるのがグッド。学校にも行かず自宅の部屋に篭ってゲームに没頭してるような主人公だったら絶対応援しようって気にはならないだろうな。そして、その逃避が無駄ではなかったことの証明であるかのような黒雪姫先輩からの≪加速世界≫への誘い。正直言うと、何でこのとき黒雪姫先輩がたまたまハルユキのプライベート空間にも等しいスカッシュゲームをプレイしていたのか、そこだけは疑問に感じるところ。
黒雪姫先輩を付け狙うシアン・パイル=幼馴染のタクムだっていうのは、もう一人の幼馴染・チユリと直結した時点で気づけたな。それにしても、いつの時代も友情をぶち壊すのは恋愛と相場が決まってるんですね。チユリ→ハルユキな部分もなんか適当だなぁって感じはするし、それに気づいたタクムの卑下っぷりというか焦りっぷりというか、イケメンの嫉妬は恐ろしいぜ。そして、タクムを責めるどころかすべて水に流した挙句に仲間に引き込むハルユキの度量。心の友とはよく言ったもんだ。それに、本音でぶつかり合った2人の会話の中でもタクムの「たった2人の友達を両方裏切った」って台詞が非常に印象深い。タクムほどのイケメンならどこに行っても話し相手に事欠くことはないはずだろうに、それでも友達はハルユキとチユリの2人だけだと。こんな言葉を聞かされちゃ読者としてもタクムを嫌いになることはできないよなぁ。あと微妙にゲイルとキングっぽいとも思った。
そんなこんなで新たに3人だけのレギオンを立ち上げたところで終わるわけで、黒雪姫先輩の家庭のこととか、本名とか(こっちは1巻完結でも問題ないけど)、タクムがバースト・リンカーを失くせない理由とか、割と不明瞭な部分多いなーと思ったらどうやら続刊が出るそうなので一安心。

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