朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

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アクセル・ワールド1 ―黒雪姫の帰還―

アクセル・ワールド

第15回電撃大賞作品。ゲーム以外の物事において劣等感丸出しのピッツァ主人公がバイクでスピードの向こう側を目指す≪加速世界≫で学校一の美少女とともにゲームのエンディングを目指すお話。
ミスマッチな組み合わせによるラブだったり気の置けない幼馴染同士による友情だったりと、ラノベに必要な要素をしっかり抑えつつ、それらを近未来的なコンピューターシステムの盤上で進行させることで更にワクワク感を引き立たせる、割と王道的なスタイル。主人公のハルユキは根暗でネガティブなことこの上ないキャラなんだけど、あとがきにもあるように「現実逃避に一生懸命」というベクトルがあるせいか、その一生懸命さを違う方向へ向けた姿を見たいという気を起こさせるのがグッド。学校にも行かず自宅の部屋に篭ってゲームに没頭してるような主人公だったら絶対応援しようって気にはならないだろうな。そして、その逃避が無駄ではなかったことの証明であるかのような黒雪姫先輩からの≪加速世界≫への誘い。正直言うと、何でこのとき黒雪姫先輩がたまたまハルユキのプライベート空間にも等しいスカッシュゲームをプレイしていたのか、そこだけは疑問に感じるところ。
黒雪姫先輩を付け狙うシアン・パイル=幼馴染のタクムだっていうのは、もう一人の幼馴染・チユリと直結した時点で気づけたな。それにしても、いつの時代も友情をぶち壊すのは恋愛と相場が決まってるんですね。チユリ→ハルユキな部分もなんか適当だなぁって感じはするし、それに気づいたタクムの卑下っぷりというか焦りっぷりというか、イケメンの嫉妬は恐ろしいぜ。そして、タクムを責めるどころかすべて水に流した挙句に仲間に引き込むハルユキの度量。心の友とはよく言ったもんだ。それに、本音でぶつかり合った2人の会話の中でもタクムの「たった2人の友達を両方裏切った」って台詞が非常に印象深い。タクムほどのイケメンならどこに行っても話し相手に事欠くことはないはずだろうに、それでも友達はハルユキとチユリの2人だけだと。こんな言葉を聞かされちゃ読者としてもタクムを嫌いになることはできないよなぁ。あと微妙にゲイルとキングっぽいとも思った。
そんなこんなで新たに3人だけのレギオンを立ち上げたところで終わるわけで、黒雪姫先輩の家庭のこととか、本名とか(こっちは1巻完結でも問題ないけど)、タクムがバースト・リンカーを失くせない理由とか、割と不明瞭な部分多いなーと思ったらどうやら続刊が出るそうなので一安心。
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