朝と夜の合間に

かつて文庫本1ページを読むのに10分も掛かるほど活字アレルギーだった人のラノベライフを書き殴るためのメモ帳。

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本日の騎士ミロク 1

本日の騎士ミロク

良い意味でものすごくラノベっぽい。ラノベ初心者に薦めるとしたらズバリこれって言ってもいいくらいにライトノベルな雰囲気を醸し出した1冊。おバカな主人公、ガサツなお姫様、その他一芸に秀でた赤目隊の面々と、キャラクターのバリエーションはかなり豊か。そんな面子が前半にはのほほんとジュジュのお手伝いやらパシリやら。そして中盤から終盤にかけて赤目隊の存在理由、更にはその名に恥じない活躍劇と、誰がどう見ても王道ど真ん中な内容になってるので非常に面白い。つーかこれ西洋風水戸黄門なんじゃねーのか?
それに、仙年堂氏のラノベに登場するキャラクターはその時その時の感情が非常にわかりやすい。日々を感覚の趣くままに生きている僕にとっては、時に共感し、時に苛立ちを覚え、なんていう感情移入が簡単だったりする。もしも一番好きなラノベ作家は誰かと聞かれたら、田口仙年堂と答えるんだろうなぁ。でも、あのあとがきだけは毎度のこと非常に嫌いだったりする罠。
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いつか天魔の黒ウサギ 3

いつか天魔の黒ウサギ3

大兎より月光の方が明らかに目立ってるっつーか萌えキャラなんですが。誰も寄せ付けないくらい唯我独尊っぷりを爆発させてようとやることやってるしなぁ。「仲間は裏切らない」なんて台詞、前巻までの月光の印象だと心には思ってても絶対に口には出さないんだろーなーってのが正直なところだし。挙句に美雷との仲を大兎に冷やかされて一端の攻防っぽく反応してみちゃったり、案外に人間らしいところがあるじゃんと。大兎も憎まれ口叩きつつもその辺はなんとなく理解してるような素振りしてるし。
そんなBLくさい部分にばっかり目が行って、3巻以降のキーパーソンであるはずの遥さんは殆ど出番が無かったのは一体どういうことでしょうか。正直好きでも嫌いでもないからどうでもいいっちゃーどうでもいいんだけど、この扱いはちょっと泣ける。

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いつか天魔の黒ウサギ 2

いつか天魔の黒ウサギ2

弱いということ自体が悪いわけじゃないけど、大兎の気持ちを慮ると不憫でならないなぁ。9年の隔たりの末にようやく幸せを掴めたと思ったら、それすらも許されないかのようなヒメアの衝撃告白。物語的には当然っちゃー当然なお約束展開なので、物語重視で読む人にとってはつまらないかも知れない。キャラクター重視で読む人には不幸展開バッチコーイってな感じかも知れない。
現状としては大兎・ヒメアサイドの流れと月光・美雷サイドの流れの2つに分断されてて、それらの間をとりもつキーワードとして「日向」「天魔」がちょくちょく顔を覗かせてるような雰囲気か。ファンタジーバトル系なこの物語の中でも大兎の戦闘力の低さがあまりにも際立ちすぎてて泣けてくるなぁ。逆に言えば、どうぜ続刊で何がしかの能力に目覚めることが目に見えてるので、その辺をどう面白く書いてくれるかどうかがポイント。主人公が最弱のままエンディングを迎えても面白ければそれでも良いんだけど。ヨワヨワ大兎&弱体化ヒメアのアンニュイ話よりも唯我独尊月光&封印解除美雷のバトルを見せてくれた方が個人的にはまだ楽しめるような印象。あまりのデコボコっぷりも見てて楽しいしね。

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いつか天魔の黒ウサギ 1

黒ウサギ1

人外によるデレなのに、そこらへんのラブコメよりもリアクションが普通でかえって新鮮な気分。ヒメアのしおらしさに電車の中でニヤニヤがとまらなかった/(^o^)\
78840時間=9年間にもわたる地獄のような時間を暗闇の中で絶え続け、その果てにようやく開放されて大兎と再会を果たせたときのヒメアの嬉しさを慮れば、涙の1つや2つくらい簡単に出そうになるというものです。

「いつか天魔の黒ウサギ」というタイトル、これは主人公の大兎ではなくてヒメアの事を指しているんじゃないかと何の疑いもせずに一人で納得しちゃったな。というのも、主人公の名前が鉄大兎だから捩って黒ウサギと言うんじゃ、あんまりにも安直過ぎるかなぁと思うわけで。それよりも、ヒメアが大兎に初めて出会ったときから一人ぼっちだったこと、9年間も暗闇の折の中で孤独を味わったことから「ヒメア=孤独=寂しい≒死に勝るとも劣らない絶望」と「兎=寂しいと死んでしまう」みたいな部分が係ってたりするのではないかと予想してみました。
ヒメアにウサ耳が付いてれば文句のつけようもなかったけど、あろうことか挿絵担当の榎宮祐氏がウサ耳を描き忘れるという暴挙(もちろん嘘)に踏み切ったせいでよくわからん。この辺は後続の巻で明らかになるでしょう。

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MA棋してる! (1)

MA棋してる1

10歳のジジくさいょぅι゛ょ・奏が将棋をベースにした魔法体系を編み出し、異世界から来た住人を元の世界へと送り帰すべく奮闘すると言うローファンタジーなお話。
べったら漬けを食べているときの奏スマイルははっきり言って素晴らしかったです。

内容としては邂逅→説明→バトル→エピローグと極々平凡な感じは否めなかったけど、それを補う設定の面白さは結構な魅力だな。
魔法を使用ための手続きの方法は無数であり、そのルールを独自に構築することが可能だなんて、厨二心溢れる方には良い謳い文句だね。
奏がルール策定に選んだのは将棋。両親の影響が大きいとは言えやっぱりジジくさい。
とは言え、さすがに1000年以上の歴史を持つだけのことはあって、様々な戦術を魔法の効果に反映することができる点では物語の題材として成功しているんじゃないかと思う。将棋は全くと言っていいほど詳しくないけど、あれこれと駒を配置してその戦術を魔法に展開するなんて妄想くらいしてもバチは当たらないんだぜ。

そしてもう一人、現代の魔女っ娘となりました咲と言うキャラクター。
こちらはC++を基盤として魔法のルールを決めたわけだけど、えらく基礎的なコードしか出てこないな。
作者が調査に挫折したのか、それともこの年頃のょぅι゛ょにプログラミングを理解するのは難しいとした上での理由からなのか、どちらにしても本業からすると少々物足りなさを感じてしまう。

・C、C++→難しいけど細かい制御が可能。メモリ管理もシビアなので魔力消費の節約が可能。
・MFC、C#→簡単に魔法を扱えるけど、メモリ管理等多少煩雑なのですぐに疲れる。

適当に妄想するだけでも意外に面白いな。マーシャル・バイ・レフ・オブジェクト(魔力のリモート制御)! とか……はい、主にC#とSQLと少しのMFCを扱うプログラマです。

多少残念な点と言うか気になったところと言えば、文法に統一感がないと感じたところだろうか。
「だけど」の次の行に「けれども」とか。確か正しいのは「れ」が入った方じゃなかったっけ?

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